このところ晴れた日が続いて、日向に干した壷用につくったシッタが乾いた。
壷も削りごろになってます。
まぁーるくなぁーれと思いをこめて。
今のところは、ここまでが私の限界。。。かな。
シッタに添えてみて。。
シッタの口径を広げて壷の上部を面で受ける様にしたら、壷の心棒を取るのに苦労した。
少し安定を欠いても、線でホールドするほうが心棒を取りやすいのかも。
水挽きのときは、わからなかった捻じれも
乾くと捻じれが見えてきた。
水挽きのときに誤魔化せても、削りの時にははっきり現れるんだなぁー
捻じれを起こさない水挽きを目指さねば!
まだまだロクロの練習が必要だなぁー!
と言うことで壷は再生土に戻ります。
その前に、割ってみました。
中を見ると、いろいろ思うことが在りますね。
大きさはさて置いても
まぁーるく作りたい言う強い願望が、今日も寒いロクロの前に座らせた。
そこそこ
まぁーるくなってきたかな?
今日は首なしの壷を作ってみました。
口の落としこみが難しいです。
あとは、筋が残らない様に挽ければいいんだけど。
土:昨日の失敗した土練り直し3kg
胴の直径:約22センチ(水挽き直後)
昨日挽いた壷を逆さにして底を削ろうとしたけど
不安定でうまく行かない
削りをするには、やっぱりシッタが必要だね!
削ろうとして解ったこと
口径と見込みの広さのバランスを考えて挽いていないため、
きちっと削るとまぁーるい壷にはならないことが解った。
これは底の削り加減で何とか。。。。???
口端が少し薄いので重量感が感じられない
今回の首なし壷で、口端を厚く見せる仕上げ方を覚えた。
最後、少しゆがみがあった。
これの解決するには、数を作るしかないね!
強い陽射しがあるのだが、風が冷たいです。
工房の中にも時折冷たい風が舞う
それでも、ストーブをつけて、手桶にお湯を用意して、ロクロの前に座りました。
久しぶりの土揉み。
冷たい!
3kgをしっかり揉んでロクロに乗せました。
約30センチの筒に挽き上げて
少しづつ胴を腫らして直径22センチの丸い壷になった。
きれいな球形は難しい!
この後もう少し大きくと、24センチぐらいを目指したけど、敢え無く撃沈しました。
少し土が柔らかかったかな?
特に大物つくりは、土つくりからしっかりやらないとね。
反省!
いつの日か、
30センチぐらいのまぁーるい大壷を挽いてみたいな!
数年前に
藁を燃やして藁灰をつくった。
籾殻を燃やして籾灰をつくった。
草木を燃やして土灰をつくった。
長石とカオリンは益子で買ってきた。
水に溶いてミキサーでかき混ぜ藁白釉薬をつくった。
素焼の器に掛けて焼いたがなぜか透明釉だった。
その後、
比率を変えながらいろいろ試した。
厚く掛けたりもした。
まったく白くならない濁らない、雰囲気のいい透明釉だ!
最近になって理解できた。
焼成は温度を上げることだけでなく、上げた後冷ますときも大切だと
私の小さい窯は、ヒーターがとまると急激に温度が下がってしまう。
そのため白濁が起こらずに透明になってしまうらしい。
焼成プログラムを変更して1240度から1000度まで2h掛けて徐冷にした。
一応白く濁った、
だけど、もう一工夫必要だな。
もっと厚く掛けた方が?
もう少しミルした方が?
もう一度比率の工夫?
などなど。
同時に焼いた市販の合成藁白釉は薄掛けでも白くきれいに仕上がってた。
なぜ?
釉薬つくりは難しい。
多肉植物は古く錆びた空缶が似合うのでは。。。。。と
焼き物で作れないかな!?
そんな思いから錆びた空缶つくりにチャレンジ中です。
2mmのタタラの扱いは難儀です。
作り方
木綿布を使って丁寧に2mmのタタラをつくります。
タタラに霧を吹いて限界までやわらかくすると曲げやすくなります。
挟んでいた布を補助にして円柱に巻きつけ缶の胴体をつくります。
薄いタタラで上、下を密閉してから、縁取りを付けます。
下底に小さな穴を開けて、一回軽く空気を入れて膨らまして。
静かに静かにそーっと缶をつぶします。
このとき急ぐとタタラに皹が入って裂けてしまうよ!
上の蓋をカッターで切り出して、千切れない様に慎重に開くと。
一応作陶完了!
少し乾いたら鉢底の穴をしっかり開けます。